海外小学生の日本語作文練習帳

外国語が第一言語の小学生(12年生まれ)が書いた日本語の作文を延々とアップしていくブログです

六月十二日(金)の作文

パンガフはじまり話   イル・ボンナム

 〇〇小学校が日の光をあびている。月曜日からそこでパンガフをしている。パンガフとは、日本でいう学どうほ育のようなものだ。月曜日はいごとウクレレ、火曜日はロボット、水曜日は科学だ。

 一番面白いのはいごだ。なぜかというとぼくは、かんがえるのがすきで、いごはいっぱいかんがえるからだ。さらに今回はもっと面白いことがあった。なにかというとコロナのせいで手ぶくろをしなきゃいけなくなったのだ。もちろんそれだけでは面白くない。面白いのはいまからだ。

 そこにあった手ぶくろは、ぶかぶかだった。ぼくは、なんだこりゃと面白い気持ちになった。どうやら先生が大きい方の手ぶくろを買ってきてしまったみたいだ。先生はあやまっていた。先生はゆびのほうをまくればいいとおしえてくれた。しかし、先生の言うとおりにやってみたけれどもだめだった。手ぶくろが手にはりついてうまくまくれないのだ。手ぶくろは手にぴたっとくっついてまるでせっちゃくざいみたいだ。

「まくれないです~!」

と、大きく口を開けて先生をよんだ。だがへんじはなかった。いっそもっとぶかぶかにしたらどうだろうと思った。そこで半分手をぬいてみたら少しましになったけど、やっぱり打ちにくい。

 手ぶくろがぶかぶかだと打ちやすくなくてつらい。今度は先生、もっと小さいのを買って来てくれるだろう。

 

 

作文練習に対する子供の反応が思ったより良いので、母の欲が出てきてしまい、余計な事前指導をしました。スパルタ指導のせいでのびのびできず、今回は、子供も苦労して書き上げた一作。私も後悔する部分が多々あり、しばらくアップロードできませんでした。

それでも「お母さん、早くおばあちゃん達に見せて!」という子供のリクエストから、アップロードしました。

たくさんほめてください。