海外小学生の日本語作文練習帳

外国語が第一言語の小学生(12年生まれ)が書いた日本語の作文を延々とアップしていくブログです

四月八日 読書感想文

まいごのかぎ    イル・ボンナム

 この物語を読んで、あじが海へにげようとしたところがふしぎだった。もしぼくがあじだったら、カギをりいこにわたして海へにげるだろう。なぜかと言うとカギがささっているといたそうだからだ。

 もしも道でカギをひろったら、一番さいしょに魚にさしてみようと思う。なぜかと言うと、とぶかテストしてみたいからだ。

 その時は、わすれずにカギをぬいてあげよう。

 

 

初めての読書感想文。(こちらの学校ではまだ読書感想文を書いたことがありません)

原文ママです。(段落分けがなかったので、改行のみ私が手を加えました)

 

三年生の国語の教科書(光村図書)に収録されている「まいごのかぎ」という物語を読んだ感想です。※あらすじは、コチラ*1

教科書に『感想文を書こう』という課題があったので、書かせてみました。

 

私が小学生のころとたがわず、原稿用紙を前に何を書いたらよいのか途方に暮れているようでした。

色々なインターネット情報をもとに、

はじめ→最も印象に残った場面を書く

なか→印象に残った理由 もし自分だったら~と想像して書く

おわり→本を通して学んだことなどを書く

のように書けばよいと指導したところ、上記のような作文になりました。

 

表現など、ところどころに面白い部分はあります。

が、不思議だと言っていることを自分がするだろうと言っているせいなのか、まとめが尻すぼみのせいなのか、論理が微妙に一貫していない気がします。汗

 

うーん。作文指導は難しい。

私自身も、読書感想文が書けずにあらすじ(本からの抜き書き)で原稿用紙のマスを埋めて誤魔化した記憶があるので、偉そうなことは言えませんな。わはは。

*1:学校の帰り道、りりこは不思議なかぎを拾いました。そのかぎを様々な『もの』についた色々なかぎ穴にさしこむと、『もの』が自由に動き出します。例えば、あじの開きにについたかぎあな(笑)にさしこむと、あじの開きが空を飛んでしまったり。次々と起こる奇妙なできごとに、とまどったり落ち込んだりしていたりいこですが、最後には…