海外小学生の日本語作文練習帳

外国語が第一言語の小学生(12年生まれ)が書いた日本語の作文を延々とアップしていくブログです

五月二十九日(金)の作文

白黒なケーキ   イル・ボンナム

 母がスマフォを見ながら、

「これ作ってみようか。」

と言った。それは・・・オレオケーキだった。さっそくちょうせんしてみた。

 オレオケーキは、生クリームとクリームチーズとさとうをまぜたクリームをオレオの間にはさんで作る。

 一番かなしいのは、作っていると中テレビをけされたことだ。なぜかと言うと作るのにしゅう中していなかったからだ。形をととのえるときオレオを下にしいた。ぼくは、なぜだ?と思った。れいぞうこで11時間くらいねかせて次の朝・・・。見た目はまるでがれきの山。ぼくは、

「なにこれーーーーー。」

と、まゆをひそめた。でも味はおいしい。よく見てみると下にしいてあったオレオが上にきていた。

 オレオがこんなにおいしくなるとは、これを思いついた人は天才だ。

 

 

原文ママです。(作り方の説明についての部分は、子供がうまく書けないというので私が口頭で説明したところ、それをそのまま写していました。何かの手順を説明するというのは、難しいですね)

スマホをスマフォと書いた点は、ご愛敬。日本語って難しいですね。

 

子供の学校が始まりました。

韓国ではちょっと前に首都圏でコロナ第二波が発生。

とはいえ私たちが住んでいる地域では確定者がしばらく出ていないので、子供の学校も再開されました。このタイミングで登校させるのにも不安が伴いますが、政府関係者も医療関係者も頑張ってくれているので(どの国でもそうでしょうが)、とりあえずは学校へ行かせることにしました。

私たちは私たちのできる範囲で気を付けながら生活をしていこうと思います。

 

今回作ったのは、オレオチーズケーキというものです。韓国で大流行らしいです。

砕いたオレオの上に、生クリームとクリームチーズと砂糖とレモン汁少々を混ぜて作ったクリームをのせて、またその上に砕いたオレオをのせて、またその上にクリームをのせて・・・というようにオレオとクリームを交互に重ねてつくるレアチーズケーキです。

クリームの材料を見ただけでも美味しそうなんだから、失敗するはずがありません。

出来上ったケーキは見た目はあまりよくありませんでしたが、味は鉄板。甘酸っぱいチーズクリームに、オレオのほろ苦さがアクセントになって、口に運ぶ手が止まりません。ちょっとアメリカっぽい味(大味)ですが、コーヒーのお供にぜひどうぞ。

 

オレオチーズケーキで検索すると、レシピサイトや動画がたくさん出てきます。

 

今回の作文は、個人的には流れがとてもよくできているように感じました。下に敷いたオレオが上に来た、というくだり、しっかりと伏線回収されていて感心しました(親ばかです)。

子供も作文の回数を重ねれば重ねるほど、すらすらと書けるようになっているようです。あいかわらず作文を書くのは面倒くさがりますが、最近は机の前で途方に暮れているようなことはありません。