海外小学生の日本語作文練習帳

外国語が第一言語の小学生(12年生まれ)が書いた日本語の作文を延々とアップしていくブログです

七月十日(金)の作文

通信教材のブンブンどりむの見本教材(三年生用)の課題から

『絵になる言葉』を使ってお気に入りの場所を紹介しよう。

 

ぼくの家   イル・ボンナム

 ぼくがしょうかいしたい場所は、ぼくの家です。ぼくの家にいると、サーッとストレスがなくなってリラックスできます。ソファーはふかふかで、ベランダにはみどりの植物がいっぱいあります。

 とくに気に入っている植物は花キリンです。なぜかというと、そだてるのがかんたんだからです。花キリンは花が赤くて、くきにはとげがついています。けれどもそのとげはやわらかくていたくないです。

 あと、家の近くにある〇〇大橋の方で行われている花火もよく見えます。花火は、赤、青、黄色やむらさき、はだ色などのさまざまな色があります。でも高いアパートにかくれる花火もあります。

 できれば家にずっといたいです。

 

 

一度、事後指導。『絵になる言葉』(様子を表現する言葉)が使われていなかったので、付け足しました。(青字部分)

 

またも更新が滞ってしまいました。時間はあるのですが、打ち込むのがめんどうで、ついついさぼってしまいます。子供は作文を「手が痛い」と言いながら頑張って書いているというのに、ダメ母です。

 

さて、子供が「ネタがない」と言い張るので、今回も通信教材の見本教材から課題をお借りしました。(友達と遊んだり、遊んだり、遊んだり……しているのに、「ネタがない」とは、理解に苦しむところですが、友達と遊ぶのは当たり前の日常すぎて書くまでもないのでしょうか。)

 

『絵になる言葉』を使って目にうかぶように書く、という、非常にレベルの高い課題。小説のような素晴らしい表現が使われている見本教材を読んでも、我が子はあまりピンとこなかったようです。最初は『絵になる言葉』が全く書かれていなかったので、指導しました。

色と触った感じについては表現できましたが、さすがに花火が開いてから消えていく様子など活き活きとした動きまでは、表現できなかったようです。

 

七月十七日の作文では、今回書いたベランダの植物について、もっと詳しく紹介しています。とても面白い発想があって楽しい作文になったので、ぜひ見てくださいね。近日中にアップします。